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ピーター藤・和子

2011年9月16日金曜日

山下泰裕

 ロサンゼルスオリンピックで金メダル、世界選手権で四回金メダル、全日本選手権優勝9連覇、段位は八段。引退から逆算して203連勝(引き分け含む)、また対外国人選手には生涯無敗(116勝無敗3引き分け)という大記録を打ち立てました。1985年6月17日引退。国民栄誉賞を受賞しており、現役時代のその圧倒的な強さから「史上最強の柔道家」と言われているのが山下泰裕さんです。幼少期虚弱でしたが中学校2年の時「将来の夢」という作文で「オリンピックに出場して、メインポールに日の丸を掲げながら『君が代』を聞きたい。そして柔道の素晴らしさを世界の人々に広げられるような仕事をしたい」と書きました。

 オリンピック出場を目指すも、一回目は大学1年生で最終選考会に残るも補欠で代表としては出場できず、二回目は日本がソビエト連邦のアフガニスタン侵攻に抗議するためオリンピック大会不参加を選択したので代表に選ばれるも試合に参加できませんでした。山下が唯一出場した、1984年のロサンゼルスオリンピックでは、2回戦で軸足右ふくらはぎに肉離れを起こしてしまい、大変に不利な状況に立たされましたが送り襟絞めで勝利を収めました。そのひどい肉離れが皆に知れ山下は一旦落ち込むが次の試合時刻が迫ってくる中開き直り、“足を引きずってもいいから相手を見据えて胸を張っていけ”と自身に言い聞かせ準決勝に臨みました。準決勝では軸足の肉離れが影響したためか、開始30秒で大外刈りによる効果を取られ動揺したものの直ぐに我に返り、激しく自身を鼓舞、守りに入ったコロンボ選手を大内刈りと横四方固めの合わせ技で逆転しました。決勝戦前、山下の頭には『金メダルを取り表彰台の中央で観客に満面の笑顔で応える山下』と『タオルを被って号泣してうつむく山下』の両方のイメージが交互に浮かびました。師匠は「投げられても一本取られなければいい、寝技に持ち込んで勝つ方法もある」とアドバイスしました。相手の指導者は「初めの一分間は我慢して攻めないように」と指示したが、相手はそのアドバイスを忘れたかのように強気で攻め始めました。冷静な山下は相手の攻めに無意識に反応し相手が体勢を崩した瞬間を捉えて押さえ込みに持っていき、横四方固め。一本を伝えるブザーが鳴った瞬間、山下は畳に両手を力強く突いて立ち上がり、涙でくしゃくしゃになった表情を隠そうともせずに喜びを表現しました。この表情は繰り返し放送され、山下の決して平坦ではなかった道のりを示す名場面となっています。全て一本勝ちでの金メダルでした。

 聖書は「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」(マタイによる福音書7章7、8節)とあります。原文を見ると求め続け、探し続け、たたき続けなさいという意味であるとわかります。神様から与えられた夢・幻・目標は持ち続け、挑戦し続け、つらい事があっても我慢して、神様に力と助けをを求めて、最後まであきらめずに、超えられそうも無い壁があっても、進み続けて行けば山下選手のように涙の栄冠を手にするのです。また、自分の経験や悟りに頼らず神様に信頼する事、祈る事が必要です。さらに謙遜になって多くの先輩の助言も聞かなければならないでしょう。多くの助言によって事は成就するからです。

 自分の人生に与えられた夢と幻をはっきりと告白し、神様の力を頂いて勝ち取る者になりましょう。
謙遜になり、いつでも、どんな事でも、どんな状況でも神様が「これが道だ。ここを歩いていきなさい」と言われる御声に従う時人生の勝利者となる事を覚えましょう。

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