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ピーター藤・和子

2011年11月8日火曜日

陶器師と陶器 その1 掘り出されて水で洗われる

 第一番目のステップは粘土が取り出され洗われる行程である。備前焼の土は最近まで稲田の下から掘り出されていた。切り崩された山肌から取り出される粘土もある。地中深く閉じ込められ根っこやゴミや石ころ等と一緒に存在してて闇の支配の中に置かれていたものが光の支配の中に移されるのである。
 
 主が御自身の偉大なご計画のうちに私達一人一人をそれぞれの場所から選び出し取り出してくださった。主の尊い器に作り上げるため。「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び」(ヨハネ15:16)。


 「あなたがたの切り出された岩と、あなたがたの掘り出された穴とを思いみよ」(イザヤ書51章1節)。アブラハムはカルデヤのウルから召し出され、ダビデは羊飼いから、ペテロは漁師であった所から、そして私は僧侶に名付けられ住職の跡取りになる所から召し出された。


 粘土は適量の水を含み粘性と可塑性を持つ土である。雨や風または太陽の熱等により岩石や岩盤等が長い年月をかけて少しずつ削られ礫や砂等に粉砕・細粒化される。また、温泉や地下水や雨により徐々に溶かされ小さくなり、多くは風雨や河川により海に運ばれ海底に沈殿し地中深く埋没していく。
 ・埋没が進み圧力や温度が高まると水分が失われ岩石化・再結晶化する。更に埋没すると高音により溶けマグマになり火山の噴火を通して再び地表に上昇し岩石となり再び風化・変成の作用により粘土鉱物へ変化していく。地表ー河川ー海ー海底ー地中ー地表という移動を様々な形態を取りながら続けているのだ。
 ・岩や岩盤が風化・変成して粘土になる過程は人手によらず正に神の御手によると言える。遥か遠い昔に神は器の為に粘土を地中に準備されたのだ。それは私達を「世界の基の置かれる前からキリストの内に選び」(エペソ1:4)出された。陶芸家の椿巌三氏はその著書「陶芸と聖書」で詳細に述べている。
 ・粘土は地中で強い圧力を受けて眠っていたその所から掘り起こされ光の元に取り出される。「神は、私たちを暗やみの圧政から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました」(コロサイ1:13)。掘り出された粘土は水分は殆どなく粘土として死んだようになっていた私達の姿を表している。


 陶器の個性は粘土で決まる。それ故陶工は山へ分け入りいい粘土を探し求める。目当てを付け、繰り返し手で確かめ、なんと味見もする。苦い粘土や酸っぱい粘土は扱い難く割れる事が多いからだ(山海堂やきものの里を歩く)。最高の陶器師なる神は様々な所にご自分の器の元・粘土を備えておられる。


 「神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみのゆえに、聖霊による新生と更新との洗いをもって私あちを救ってくださいました」(テトス3:5)。粘土を純化にする為に水箙を通される。先ず原土を砕き水槽に入れ拡販し水に溶かすと、石・砂・酸化鉄を含んだ粒が沈殿する。焼き物に良くない酸化鉄は水に溶ける。次にふるいを通して木の根・ゴミ・不純物をこし取る。「言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし」(エペソ5:26)。


 「あなたは私たちの父です。私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。私たちはみな、あなたの手で造られたものです」(イザヤ64:8)。陶器師と粘土の関係に学ぶ第一段階は<神の言葉との関係>である。そこでは<服従のテスト>がある。
 
 


ミッション・あどない・いるえ
代表伝道者 ピーター藤 正信
栃木県栃木市倭町11-16 〒328-0037
ブログ http://missionjehovehjireh.blogspot.com/
email:MissionJehovahJireh@yahoo.co.jp
 

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