ブログ表紙

ブログ表紙
ピーター藤・和子

2013年2月26日火曜日

かつて発行していた蔵の街福音新聞のコラム「うっそ?ほんと?」

1999/7/7

一五百年に渡り時代も職業も異にする四〇名が執筆した六十六巻が一冊にまとまった本がある。聖書である。◆一冊の本であるならその作者の統一したメッセージが流れていなくてはならない。かつて吉川英二の宮本武蔵に感動して一気に読んだ。十巻ほどもあるがそのすべての巻には吉川の精神が貫かれている。◆聖書は国という国で四十億のキリスト信者のいる所ではどの民族の言葉でも訳され読まれている。本の中の本、ベストセラーの中のベストセラーである。◆聖書は、その著者は創造主にして永遠の昔から永遠の未来まで存在し、御子を賜るほどに人を愛される神であり、その神からの愛と救いと命に輝いたメッセージが一貫していると自ら述べている。


1998/8/2

米一キロ、砂糖一キロ、ミルク一箱、魚一キロ、豚肉一キロ、野菜一キロ、マンゴー一キロ締めて一千円。フィリピン・ミンダナオで日本円は輝き躍る。◆一回分のケーキ付のお茶飲み代(一千円)でフィリピンの孤児が一週間お腹いっぱい食べられる。五千円あればさらに教育と医療も受けられる。◆三年前一haの土地を買い十棟の建物を建ててきた。未完成のものもあるが借金なしに支援を頂いた範囲で孤児院運営をしている。今や二十三名の子等を含め五十名が生活している。◆こんな安い給料、と不平を言う人もいれば僅かな年金で生活しながら孤児院に寄付する人もいる。受けるだけを求めるより与える人生の豊かさを見ている。与えるなら与えられるものだ。

1998/10/4

性行為で感染する性感染症(STD)の患者数が増加中だ。九七年には三万四千八百六十八人になった。◆厚生省が八七年より全国六百だけの医療機関で継続調査して判明した数字でHI
Vは除いてある。淋病では二十五歳から二十九歳の男性が四年前に比べて三割以上増えた。◆国立感染症研究所は「エイズキャンペーンの効果でSTD全体が減っていたのに、ここ二、三
年若者を中心に増加した。エイズウィルスに感染する危険性も増えている」と言う。専門家は「危険な性行動について、若者の警戒心が薄れているのではないか」と警告する。◆性は素晴らしい。制約された関係の中で行われる限りである。愛の結晶である命を得る。それ以外は病と苦しみと憎悪と死をもたらす

1998/11/1

英国の一女性が某銀行から二五兆円ものいわれなき請求を受けた。支払い完了までの利息も月々五千百億円だった。◆銀行からの手紙を見たとき「使いすぎて、残高が不足になったかな」
くらいに考えたが一読してぞっとした。英国紙がその手紙を紹介し、銀行は「事務上のミス」と平謝りした。◆三五兆円とも四十兆円とも言われる国際投機資金がひたすら利を求めて今日も世界中を駆け巡る。その陰で財テクや投機に失敗した人が世を儚んでいる。幸せのために求めた富が不幸をもたらすこともある。◆たとえ人が全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得になるか。人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

1998/12/16

長引く景気の低迷で家計が苦しくなり、逆に夫婦のきずなが強まったとのアンケート結果を生命保険会社が発表した。◆”いい夫婦の日”の十一月二十二日、関東、関西の二十代から六十代の夫婦八百十八人から聞いた結果である。「厳しい時代が夫婦のきずなにどのような影響を与えるか」という問いに二十一%が「きずなをますます強める」」と答え、「きずなは弱まる」との回答(四九%)を大きく上回った。◆「相手のどのような性格が力になるか」の質問(複数回答)に対しては「るさ」(四十六、六%)、「忍耐力」(三十、八%)、「楽天的思考」(二十九、三%)などが上位を占めた。◆「不況は気から」だが、家庭の不興はごめんこうむりたい。

1999/8/1

「俺の言葉を天皇陛下の言葉と思え!」との内地からの青年軍曹の「命令」によって一九四五年四月八日、波照間島の住民一五九〇名(内児童三二五名)が西表島の南風見海岸の熱帯マラリア有病地に強制疎開をさせられた。◆二カ月後悪性マラリアが発生、児童六六名を含む八五名が死亡、郷里波照間島に引き上げた後もさらに四百名余の犠牲者を出した。当時の波照間小学校長は軍命に抵抗し命を懸けて帰島許可の陳情をした。これが二週間遅れたら島民は全滅状態に追い込まれたろう。◆この教師は南風見海岸で悲憤の思いを「忘勿石 ハテルマ シキナ」の十文字で岩に刻み残した。これが一九九二年八月十五日に忘勿石碑として建造された。一方、波照間島の西表島を望む港付近には学童慰霊碑が立っている。そこには「かつてあった山下軍曹(偽名)の行為は赦しはしようが、決して忘れはしない」と島の痛んだ心が記されている。◆人の心も歴史にも癒されなければならない傷がある。記憶の井戸から苦い水ではなく甘い水を飲むようにしよう。

1999/10/3

有害な電磁波を吸収し、体内のイオンバランスを正常に保ち、食料の防腐に役立ち、空気の浄化を促し、焼き鳥やご飯の味を一段とアップさせる遠赤外線を常に放出し、家の床下に敷けば梅雨時も真冬も結露しない、それが木炭だ。◆炭は黒炭と白炭に大きく分けられる。前者は四百~七百度Cで窯の中で燃え尽きるまでじっくりと焼いたもので、着火しやすいが速く燃え燃焼時間がみじかい。炭になる樹木は杉、桜、椚、松、柳だ。◆後者は千度C以上の高温で熱し赤々と燃えている状態で窯から出したものを言う。窯から出す時に湿った灰と土(消し粉)を掛けて冷やすためそれが表面に残って白くなるのだ。白炭は着火しにくいがゆっくり燃え火持ちが良い。最高の材料ウバメガシからの備長炭は炭琴や備長炭オパールにもなる。◆十分に整えられ熱く焼かれ、鍛錬・修練され人に役立つ存在になりたい

1999/11/7

三浦綾子さんが昇天する四日前の十月八日の午後、雨の降りしきる中、塩狩峠の三浦綾子記念館・旧邸に行った。◆「塩狩峠」の主人公・長野青年が殉死した現場近くにある碑が見える小高い丘の上に、三浦さんが「氷点」を書いていた当時、雑貨屋を営んでいた建物をそのまま移築してあるのだ。◆「いつでも神と人々のために死ねる者になろう」の聖書の言葉の通り至高の愛に生き抜いた長野青年の人生を思いつつ、三浦さんもしばらくその場所に住んだ。受付嬢以外は誰もいない館内は三浦さんのかつての営みをほうふつとさせる物が整然と再現され、略譜や作品にまつわる資料・写真が多く展示されてあった。◆何故書くかについて『一歩でも人を動かすものこそ真の文学とか。所詮私は半歩も人を動かせない。が、私の書くものを通して一人でも・・』とする。謙虚で偉大な生涯を送った人の言葉だ

1999/12/12

「ツアーで飛んでも、ホテルに泊まっても、カードでショッピングしても、結婚式を挙げても、電話をかけても、レンタカーを使っても、空港で駐車しても、手荷物を宅配で送っても、引っ越しをしても、自動車を買っても、車の査定をしても、住宅を買っても、マイルが貯まる。」マイルが貯まったら国内外の航空券が無料でもらえる。ある航空会社のフライト・マイレージ会員の参加申込書の内容である。◆私も一万九千マイル貯まっている。しかし今年中に来年の二月までの予約をしなければ大晦日に六千マイルが消えてしまう。一万五千マイル使うと羽田から札幌か鹿児島まで飛べる。◆ただで飛行機に乗ってもその先はお金が要る。いっそのこと誰かにクリスマスのプレゼントにしてあげてしまう方が喜ばれるかも。

1999/1/3

四三日間寺でろう城した僧侶や信徒八十人が十二月二三日、韓国機動隊突入により強制排除・連行された。◆僧らはバスでバリケードをつくったり、火炎瓶を投げたりして必死に抵抗し、十五人が負傷した。韓国最大の仏教宗派漕渓宗の本部「漕渓寺」での反主流派の占拠事件である(朝日新聞一九九八年十二月二四日号より)。◆宗教家も政治家も教師も同じ人間だ。人の外側はどんなに良く見えても、その性質は生来自己中心的でそのためなら何でもしてしまう。それは醜くあっても美しいものではない。著者も自分のそんな部分を見るとぞっとする。◆この年、自己犠牲の営みの記事を見たい。いや、そう生きたい。否、そう生きたと言いたい。

1999/4/4

三百六十種、一億一千万個の対人地雷が世界の七十ヶ国に埋設され、毎年二万四千人、二十分に一人が死傷し、二五万人が手足を失った。◆爆薬をつめた容器と起爆するための信管からな
る仕掛けで地中に埋めたり地表に置く。人が踏んだり、近づけば爆発する「隠れた殺し屋」だ。◆義手・義足・治療の経費は生涯に三千ドル要する。一個あたり三ドルから三十ドルで買えるが、除去には三百ドルから千ドル要る。これに除去要員の活動費も要る(朝日新聞三月六日号より)。◆小さな悪意が多くの者に被害を与え生涯の負担を強いている。大きな援助もそれを無くすことは困難だ。信じあう心が最良の方策だ。


ミッション・あどない・いるえ
代表伝道者 ピーター藤 正信
MissionJehovahJireh@yahoo.co.jp
ブログ http://missionjehovehjireh.blogspot.com/
Titter : http://twitter.com/#!/MJJ_PeterFuji

0 件のコメント:

コメントを投稿